プロドラコンツアーについて
ゴルフは、ただ飛べばよい!という競技ではありません。
スコアにつなげるには、飛距離+正確性が必須です。
長年のゴルファーの憧れである、「より遠くへ、より正確に」を追求する、JPDA プロドラコンツアーでは、従来のドラコン(ロングドライブ競技)に比べて圧倒的に厳しいルールを採用しました。
持ち玉6球のうち、フェアウェイ幅に静止させた上位3球の平均飛距離によって記録が争われます。
大会で上位を狙うには300ヤード以上の飛距離に加えて、フェアウェイ幅内に複数球ショットを放つための正確性が求められます。
競技ルールについて
競技時間 | 1試合における競技時間は、2分30秒とする。 ※規定時間内に持ち球を打ち終えなかった(インパクトが出来なかった)球は測定外とする |
持ち球 | 1試合における、持ち球は、6球とする。 |
競技の開始と終了 | 競技の開始(タイマースタート)は、規定数のボールを見える状態で地面に置き3名(1名・2名)の選手がティアップを済ませ、競技開始の案内が行われた瞬間から開始とする。 競技終了は、規定数の持ち球(6球)の消化、もしくは、規定時間の終了の何れか早い方とする |
測定エリア | フェアウェイ幅を有効計測幅とする。 ※ロケーションが打ち下ろしの場合、グリッド幅を広げる場合がある |
有効計測 | ボールの静止位置がフェアウェイ内とする(フェアウェイ外からフェアウェイ内に停止したボールは有効計測とする) ※人工物(カート道等)の跳ね返りにより停止したボールは除く。 |
最低計測飛距離 | 男性 【チャンピオンズリーグ】 オープン:270yd 【チャレンジリーグ】 オープン:250yd 女性 レディース:200yd 【チャレンジリーグ】 レディース:180yd |
最低計測飛距離の変更について | 風の影響により、大きな縦距離の変化が伴うため、当日の風の状況により、最低計測飛距離(縦距離)を変更することがある。 【フォロー時】 風速3m/sのフォローの場合、縦距離を5ヤード長くする 風速6m/sのフォローの場合、縦距離を10ヤード長くする 風速9m/sのフォローの場合、縦距離を15ヤード長くする |
使用用具について
使用ドライバーヘッド | ・SLEルール適合ヘッド(CT値257以内)を使用すること ・R&A/USGA発行の「適合ヘッドリスト」に掲載されていること ・適合ヘッドはR&Aオフィシャルサイト上でご確認できます R&A Championships Limited、Company Conforming-Driver-List |
使用クラブ全長 | ・クラブを水平に置き、60度法計測でグリップエンドまでが46インチ以内とする。 (※ヒールエンド計測法での46インチのクラブは使用不可となる可能性がございます。) |
使用ボール | ・公認球であれば、各選手は自由にボールを選択できる ※但し、カラーボールは1ステージ1種類1色とする |
使用ティー | ・長さは、4インチ(101.6 ミリメートル)以下とする ※手作りのティーは使用不可とし、ティーに紐やゴムなどの装着は不可とする |
プロドラコンツアー ルール について
6打の中で、有効計測幅(原則、フェアウェイ幅)に静止させた上位3球の平均飛距離によって争われます。
例)この場合は、Aプロの勝利となります!
Aプロ 280ヤード・280ヤード・280ヤード → 有効計測球 3球 → 平均飛距離 280ヤード
Bプロ 300ヤード・300ヤード → 有効計測球 2球 → 平均飛距離 300ヤード
ただ飛ばせばいいのではなく、フェアウェイキープしながら、飛距離を出さなければならない、ゴルフ力が求められるドラコン競技です!
順位の決定について
・有効計測打3球の平均飛距離で決する
・有効計測打2球の平均飛距離で決する
・有効計測打1球の飛距離で決する
・記録なし
※平均飛距離が同一の場合、最長飛距離の記録が上のものを、上位順位とする。
例) オープンディビジョン
Aプロ 260ヤード 260ヤード 260ヤード▶︎ 平均飛距離 260ヤード
Bプロ 300ヤード 300ヤード ▶︎ 平均飛距離 300ヤード
この場合、平均飛距離は、Bプロが出ているが、有効計測球の記録がないため、Aプロの勝ちとなります。
ロングドライブ ルールについて
6打の中で、有効計測幅(原則、フェアウェイ幅)に静止させた最も飛んだ1球の飛距離によって争われます。
例)この場合は、Bプロの勝利となります!
Aプロ 280ヤード
Bプロ 300ヤード
方向性というリミッターを外し、人間の飛距離の限界に挑む、一撃必殺のドラコン競技です!